くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

これは便利だ!!僕が使用している無料のWEBツール

前回はchromeの拡張機能のオススメをご紹介いたしましが、今回は無料のWEBツールで日常的に使っていて、これは便利だ、と思うものをご紹介いたします。

 

フリーランスになる前は、僕もローカルにフリーソフトをダウンロードして、インストールして使用する、という方法がほとんどでしたが、いまやオンライン上で完結できてしまうのでありがたく利用しています。
これのメリットは、URLさえ分かっていれば、どの端末からでも利用できり、ということですね。

常駐先によっては、セキュリティが高くて、フリーソフトのインストールはおろかUSBフラッシュでのデータのやり取りも禁止しているところがあるんですね。そんなときにネットに繋がってさえいれば利用できるツールはとても重宝します。

 


・あうん

aun.tools

これはほぼ毎日使っているんじゃないかな、というぐらい使っています。
主に校正の際に使用しています。
URLを入れるだけで、そのページをキャプチャしてくれ、そこに枠付きでコメントを入れられるのです。
赤入れが簡単にできるんですね。
しかもその赤入れしたものはWEB上でそのまま共有もできます。

 

ただ注意点がありまして、無料プランだと、保存期間が一週間なこと。それ以降だと削除されて見れなくなってしまいます。
ただ、赤入れしたデータをPDFで保存ができるので、そこはあまり気にならないというのが正直なところです。

 

キャプチャに関しても固定ヘッダーのページでも変にならないので安心です。画像をアップロードしてそこに赤入れもできるので、最悪はchromeのFierShotで画像化して、その方法を取っています。
また製作段階ですとステージング環境でID/PWを入れないと見れないページがほとんどかと思うのですが、そのID/PWも、「ベーシック認証ページはチェック 」というところにチェックを入れ、I/PWを入力すれば問題ありません。
至れり尽くせりなので、かなり重宝しています。


・パスワード生成ツール


 

www.luft.co.jp


データを圧縮して送付する際など、パスワードを設定しなければならないことが多々
発生するかと思います。
でも単純に日付なんかだとセキュリティ的にどうなのかな、と思うあなた、こちらのサイトでパスワード生成すれば、問題なしです。
自動的に無秩序な文字と数字が表示されますので、それを利用するだけです。
こちらもほぼ毎日利用しているツールです。

 

・テキスト比較ツールdifff


difff《デュフフ》

 
これも日常的に使用しています。
左右にテキストを入力する欄があるのでずか、そこに入力したテキストの差異を提示してくれるツールです。
主に使っているのは、元原稿と制作物との比較ですね。
誤字脱字、漏れががないかのチェックに利用しいます。

 

たまにですね、見た目は同じなのに、エラーが出ている場合もあります。その際はどちらかが環境依存文字になっていますので、そういった場合はこちらのサイトで環境依存文字をチェックしています。

www.submit.ne.jp

 

・Optimizilla


imagecompressor.com


サイトのキャプチャを取って、制作会社なりクライアントに送らなければならない場面は多いですよね。
でも、そのキャプチャもページ数が多ければかなりの容量になってしまいます。
そこで一枚ずつの画像の容を下げるときに使うのがこちらのツールです。


自分で画像の圧縮度を調整できるので、認識できるギリギリまで下げることも可能です。
場合によっては70%ぐらいの圧縮率でも問題なく認識できます。
ただ複数枚の画像を一気に同じ圧縮率には設定できないようですので、そこは一枚一枚設定して適用していくという作業が発生してしまいます。

 

・SEOチェキ!


seocheki.net


こちらは指定URLが指定キーワードで、google的に何位かを調べられるサイトです。
制作後のサイトでも使用しますし、リニーアル前の既存サイトの状態を調べ時にも利用ています。
ただ、データは保存できないので、キャプチャで保存するという方法を取っています。

 

・ブラビオ


brabio.jp


みなさんはタスク管理は何を利用されていますか?
社内的にはbacklogやredmineを利用している方も多いかと思いますが、
更に自分用に小分けにしたいタスクとかってありますよね。
その場合、backlogなどの全社で使用しているツールには登録はできない。
そんなとき便利なのがこのブラビオです。


びっくりするぐらいにガントチャートが作れ、なおかつリマインドメールも届けてくれます。
これを使い始めてからは紙の手帳をまったく使わなくなってしまいました。

 

以上が、現在僕が利用していオンラインツールです。
みなさまお役にも立てられればと思います。

 

ではでは、また。

これは便利だ!!僕が使用しているchromeの拡張機能

僕が日常的に使用していて、便利だと思うchromeの拡張機能をご紹介いたします。

 


・FireShot

 まずはみなさんも使用しているんじゃないでしょうか。
キャプチャツールのFireShot

chrome.google.com

 

以前はFastStone Captureというフリーソフトを使用していたのですが、これだと固定表示されたヘッダーがある場合、ページ全体のキャプチャーがうまくできないんですね。
少し前までは、ヘッダーの固定表示も少なかったのでこれで問題なかったのですが・・・。

 

でも、こちらのFireShotですとヘッダーが固定されていても問題なしです!!
ありがたや、ありがたや。

 

もちろん表示部分だけのキャプチャも選択範囲のキャプチャも行なえます。
画像ではpngとjpgのどちらかを選べますし、PDFでの保存も可能。
またそのままメールに添付したり、クリップボードにコピーしたり、そのまま印刷も行なえます。
保存時のファイル名もオプションから変更可能です。

 


・Awesome Screenshot

 FireShotと同じキャプチャツールですが、キャプチャ後にそのまま書き込みが行えるんです。

chrome.google.com


テキストも入れられますし、自由な線も、矢印も、枠も簡単に描けます。また、蛍光ペンのようなものでハイライトも付けられます。
指示出しや赤入れなんかに便利ですね。


ただ、こちらは固定表示のヘッダーがあると上手くキャプチャできないので、メインはFireShot、サブでこちらを使用するようにしています。

 


・The QR Code Extension

こちらもかなり重宝しているツールで、表示しているサイトのURLのQRコードを画面上に表示させるツールです。

chrome.google.com

どういうときに使用するかと言うと、制作中のサイトを実機で確認するときに大変便利です。


ポチっとアイコンをクリックすると画面上にQRコードが表示され、スマホのカメラでそれを読み込むだけで、簡単に実機での確認が行えます。
デベロッパーツールでの確認も行ないますが、最終的にはこちらの拡張機能を使用し、実機で確認するようにしています。

 


・ColorPick Eyedropper

こちらは、気になる部分のカラーコードをすぐに調べられるツールです。

chrome.google.com


調べたい部分にカーソルを持っていくのですが、拡大表示もされますのでピンポイント(1ピクセル単位で!!)でカラーコードを調べられます。


サイトのリニューアル時などに、現状のベースカラーがcssを見なくても簡単に分かりますし、バナー作成時に、既存のバナーの色を調べたりするときに使っています。
ただ、ブラウザ上のカラーコードのみなので、jpgやPDF上のカラーコードを調べるときは、別のフリーソフトを使用しています。

 


・Page Ruler

サイト上で画像やバナーのサイズを知りたいときありますよね。
そんなときに使えるのがコチラの拡張機能です。

chrome.google.com


ポチッとアイコンをクリックするとカーソルが十字に切り替わるので、調べたい個所を左クリックしながら動かすだけです。
画像でしたら、保存したり、次にお伝えする拡張機能でサイズは分かるのですが、画像以外も調べられるので重宝しています。
何より、物差しを当てる感じで簡単なのが良いです。

 

・View Image Info


上記で記載した画像関連の拡張機能です。

chrome.google.com


こちらを使用する際はアイコンをクリックするというやり方ではないので要注意です。
アイコンを何度押しても使えないじゃないか、と思ってすぐに削除してしまわないようにして頂きたいです(笑)。


CHROMEに追加後、右クリックで使えます。


調べたい画像の上で右クリックをすると、View Image Infoが表示されているかと思います。
そちらをクリックすると、画像のURL、サイズ、拡張子、容量、altとファイル名が表示されます。
画像やバナーの詳細が知りたい場合によく利用しています。

 


・WhatRuns

こちらはサイトにどのようなツールが導入されているのかが分かるツールです。

chrome.google.com


僕の場合は主にCMSは何を使っているのかな、GAはちゃんと使ってるかな、ぐらいしか使用していませんが、それだけでも結構、使えるなと思っているので、サイト調査により詳しい人なんかは重宝するんじゃないでしょうか。


使用タイミングはだいたい「サイトリニューアルしたいんです」という話があった際に、持って行くプレゼン資料作成時に使っています。wordpressを使用しているかどうかも、簡単に分かります。もちろんhtmlコードを見てもわかりますが、簡単に分かるといのは時短にとても繋がっています。

 


・META SEO inspector

これも実に重宝しています。見ているページのメタタグが簡単に分かるんです。

chrome.google.com


何度も言うようですが、htmlコードを見ればそれらの情報は分かるのですが、こちらもアイコンをクリックするだけで簡単にディスクリプションやキーワードなんかが分かるのでお手軽です。
サイトの下層ページまで全部を調べる際には別のツールを使用していますが、サクっと調べるときにはコチラをよく使っています。

 


 

以上の8個の拡張機能を僕はよく利用しているのですが、改めてこうまとめてみると「便利」以外にも「時短」というのもよく使う拡張機能の一つのキーワードかも知れないですね。

みなさんの参考になれば幸いです。

 

ではでは、また。

ランチェスター戦略はWEBディレクターにも必須な知識です!②

さてさて、前回はランチェスター戦略のなりたちでかなりの文字数を使ってしまったので、その続きです。

 

前回を読まれてない方はこちらからどうぞ。

 

第一次大戦、第二次大戦と大きな戦争によって確立されていった戦闘に関するランチェスター戦略ですが、その後どうなっていったのか。

 

第二次大戦後、一部は経営学にも応用されていましたが、本格的に応用されるようになったのは、経営コンサルタントの田岡信夫さんが、1970年代はじめの不況のときに、市場シェアアップのためのプロセスの体系化してからです。
そう、広くビジネスの世界にも取り入れられるようになっていったのはこの日本でだったんですね。

 

まず前回にも記した一次法則ですが(ランチェスター戦略には、一次法則と二次法則の二つがあります)、これはランチェスター戦略の中では別名「弱者の法則」と言われています。


なんだか頼りない法則名ですね。
それに対して二次法則は「強者の法則」と言います。

 

絶対に「強者の法則」の方をやりたいですよね。

 

でも、残念なことに二次法則を使っていいのはシェアNo.1の企業だけです。
なぜかと言うとランチェスター戦略の中では二位以下がすべて「弱者」だからです。

 

なかなか手厳しいルールですね・・・。
「二位ではダメなんですか?」と聞いてみたくなります。
しかもですね、一位といっても、圧倒的な一位でなければならないのです。二位に三倍のシェアを獲得していなければなりません。

 

もはや“王”です。

 

でも、大概の場合は、一位から三位が入り乱れていることでしょう。
そういう場合はですね、全員が「弱者の法則」で戦うのがセオリーなんですね。
そう、“王”でない限り、「強者の法則」はそうそう使えるものではないんですね。

 

仕方がない。平民は「弱者」のルールで頑張りましょう!!

 

と割り切ってしまいそうですが、「強者の法則」は実はそんなに手が触れられないものでもないんです。

 

逆転の発想です。
一位になれるまでセグメントを絞っていけばいいんです。

 

そう、それがランチェスター戦略がナンバーワン主義と呼ばれる所以ですね。

 

地域で絞っていっても良いし、ターゲットで絞っても良いですし、商品や販売チャネルでしぼっても良いです。
地域であれば、県 > 市 > 町と絞っていき、その中で圧倒的なナンバーワンのシェアをまず獲得します。
商品であれば、まずペット用品 > ペットフード > 猫用フード > 猫用スナックと絞り込んでいけば良いんです。
まずはナンバーワンになれるセグメントで圧倒的な一位となり、そこからまたほかのセグメントで一位になる、ということを繰り返していくんです。
一位になれば簡単です。その中で「強者の法則」をしておけば間違いなく、誰も追いついてこれませんから。

 

では、その一次法則と二次法則はいったいどういうものなのでしょうか。
それが下記のとおりです。

 

 ●一次法則
 基本戦略:差別化戦略
 五大戦法:局地戦→できるだけ狭い場所で
      接近戦→できるだけ近くで
      一騎打ち戦→ターゲットは一人のみ(一撃必殺)
      一点集中型→全リソースを一点のみに集中
      陽動作戦→敵に動きを知られないように

 

 ●二次法則
 基本戦略:ミート戦略
 五大戦法:広域戦→できるだ広範囲に
      遠隔戦→効率よく現地まで行かずともダメージを喰らわす
      確率戦→数打ちゃ当たる
      総合主義→全方位的に
      誘導作戦→弱者を身動きの取れない場所に追い込むこと

 

二次法則は分かりやすくというと、家電系のメーカーが色々な家電を同じ俳優さんでシリーズ化したようなCMを売ってますよね。あれが典型的なミート戦略なのです。

 

一方で一次法則の結果、大成功しているのは、ダイソンや大日本除虫菊株式会社です。

 

ダイソンはもはやサイクロン掃除機の代名詞ですよね。ipodが登場するまでウォークマンが携帯型音楽プレーヤーの代名詞だったように。

 

大日本除虫菊株式会社って?と思う人も多いかも知れませんが、これキンチョーです。「金鳥の夏、日本の夏」のキンチョーです。


そう、キンチョーって会社名ではなかったんですね。ただの商標なんです。


それはともく、会社名でお分かりのように、除虫系ではトップの会社ですよね。そして、そこに特化している。
これもやはり一次法則の戦い方をしてきたからなのです。

 

ダイソンにしろ、大日本除虫菊株式会社にしろ、シェア獲得率が圧倒的に一位になったので、いまでは強者の法則である二次法則で戦っています。

 

さてさて、WEB制作にもですね、この法則は間違いなくいかせるのです。ECの場合は顕著ですけれど、コーポレートサイトなんかも、何を訴求するかによって差別化戦略もミート戦略もできるのです。

 

また、文字数がかなり多くなってしまいましたね

具体的なことに関してはまた今度。
とりあえずはランチェスター戦略の概要でした。

 

ではでは、また。

ランチェスター戦略はWEBディレクターにも必須な知識です!①

さてさて、僕はWEBディレクターになる前に何をやっていたかと申しますと、大手CDショップにてCDやDVDのバイヤーをやったり、大手レンタルショップフランチャイズチェーンでスーパーバイザーをやったり、同じレンタルショップの別部署で文具•雑貨のバイヤー、ディストリビューションマーチャンダイジングなんかをやっていたんですね。

 

そう、リテール業界が長かったのです。

リアル店舗でやはり痛感したのはECの脅威ですね。
僕がフランチャイズチェーンのスーパーバイザーやら、マーチャンダイジングやらを担当していたのは、殆どが地方の店舗でした。地方というのは本当に人がいないんです。人がいないから顧客開拓も限られており、施策を打ったところで限られています。
顧客対応する接客体制も、そもそも求人募集に対して応募がないので、人材育成が後手後手になっている状況。
一方では町の宅配業者の配達員はamazonの箱を抱えて走り回っている。

 

リアル店舗がECを「ただの一つの競合」として見ていなかったせいでリアル店舗は衰退していったと僕は思っています。

 

アメリカで長距離鉄道が発展できなかったのは、飛行機を「ただ一つの競合」としか見ていなかったせいです。

 

それと同じです。

 

競合ではなく、「革新」なんです。並列ではなく、相手は一段上の存在なんです。

 

その感覚がなかったせいで、リアル店舗は衰退のレールを進んでいるのでは、と思います。
もちろん、こんなことになるなんて誰もが予想もしていなかたった、というのはあります。
スマホの登場が、購入方法を変える」なんて誰が予想していたでしょう?

 

それは、飛行機なんて危なっかしいものを、国内移動のために、誰が日常的に使うものか、と思っていたアメリカの鉄道会社と同じです。
誰がスマホの小さい画面でモノを買う?と思っていたら、実はスマホでの購入というのは一度経験するとその便利さに抵抗感なんてすぐになくなってしまうんですよね。

 

まぁ、それはさておき。

 

そんなリテール業界のマーケティングの中で身につけたものの一つに、ランチェスター戦略というものがあります。
営業や小売店をされてる方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、WEBディレクターの人と話をしていても、あまり知っている人がいないという印象です。
(WEBの中でもECをされてらっしゃる方は知っているのではないでしょうか)
僕も初めはランチェスター戦略なんて、WEBの制作とは関係ないだろうと思っていたんです。
そんなことよりもユーザビリティの強化であったり、コンテンツの充実であったり、いかにサイトに流入させるかの方が大事だと思っていたんですね。
ただ、それって全部ランチェスター戦略に当てはめて考えられるということにふと気が付いたんです。

 

まずランチェスター戦略の成り立ちというものを簡単に説明致しますね。
その法則(はじめはランチェスターの“法則”でした)は、1914年に発表されたフレデリック・ランチェスターさんの著作で初めて世に出ました。
1914年と言えば、第一次世界大戦が始まった年ですよね。
当時は、まだまだ飛行機の黎明期。飛行機はどちらかと言うと、捜索目的であったり、指揮の連絡、砲兵協力などサポート的な役割のみで、まだまだ地上戦が主体でした。
戦闘機の開発に従事していたランチェスターさんは、果たして自身が作っている戦闘機が戦争でいかなる成果をあげているかに興味を持ち、研究したのが始まりでした。
結果、兵力数と損害量の間に法則性があることを発見しました。
一次法則と二次法則の二つがあり、前者は剣やこん棒や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、後者は銃やマシンガンといった兵器で戦う近代的な戦闘に関する法則でした。
ランチェスターさんは今後、近代的な戦闘が当たり前になっていく世の中で、二次法則を用い、飛行機の重要性を説いていました。

 

さて、そのランチェスターの法則第二次世界大戦でより高度なものとなっていきます。
仮に戦闘条件が変わらなければ、兵力数と武器性能によって戦闘力が定まりますが、実際には、長期的な戦いがほとんどです。そうなった場合、戦闘条件は刻一刻と変化していきます。
そこでコロンビア大学のクープマンさんは生産・補給の概念をランチェスターの法則に盛り込みました。
戦争力を敵軍と直接戦う戦術力と、敵の生産工場、補給拠点を攻撃する戦略力とに区別して考えました。その結果、戦術よりも戦略が重要とし、アメリカは敵の生産工場、補給拠点を攻撃するB29を開発しました(だからB29は戦略爆撃機と呼ばれるんですね)。
日本の戦闘機は優秀で当時は敵なしだと言われていましたが、戦闘機は戦術のための飛行機であり、敵機を打ち落としはしましたが、補給拠点を攻撃したりはしていませんでした。
そう、第二次大戦の日本の敗戦には様々な要因がありますが、その一つとして戦術を重要視していたか、戦略を重要視していたかの差も上げられるのではないでしょうか。

 

と書いているうちにかなりの長文になってしまいましたので、続きは次回に。

 

ではではまた。

プレゼンはフレームワークで上手くいく

Webディレクターに必要なスキルの一つにプレゼン力があります。
苦手意識のあるヒトも多いのではないでしょうか。
かく言う僕も自信があるとは言えません。
終わった後ではいつも、「あの時こう言えば良かった」、「あの時、なぜこういう提案が出てこなかったのか」、「あの質問が来るなら、こういう準備もしておけば良かった」と後悔ばかりです。
100%上手くいったプレゼンなんて一度もないんじゃないでしょうか。

 

さて、プレゼンが上手い人というのは、話し上手な人と思っている方も多いかも知れません。
しかし、「話すこと」と「プレゼン」はまったくの別物です。
「絵を描くこと」と「WEBサイトを作ること」ぐらいまったく違ったものです。絵が上手い人がWEBページを作ることが上手でしょうか? そうとは限りませんよね。
絵を描くというのは真っ白なキャンバスに自由に絵を描くことです。そこにル-ルはありません。自分の思いを形にするだけです。出来上がった絵の中に情熱やら、センスやら、テクニックやらを感じ取り、見る人は「絵が上手いな」と思います。
一方、WEBサイトはどうでしょう。かなりルールと言いますか、セオリーが決まっていますよね。センスの塊のようなサイトを見て、すごいな、とは思いますけど、実際に使うとなると使いづらくて結局は訪問しなくなります。人が使いやすいサイトというのはだいたい同じようなUIデザインになっております。
そのだいたい同じようなUIデザインの中で、人とは違う様々な工夫をすると、使い勝手がよく、センスも良いサイトになるのですが、セオリー通りにやっていれば、誰でも75点のWEBサイトは作れます。

 

プレゼンも一緒です。真っ白なキャンバスに絵を描くのではなく、セオリー通りにやれば、誰でも、75点のプレゼンはできるようになるのです。

 

さて、そのセオリーですが雲・雨・傘のフレームワークで、シンプルに分かりやすく、盛り込みすぎず、数字を使う、です。

 

雲・雨・傘のフレームワークとは、「曇っていて雨が降りそうだから、傘を持って行きましょう」をベースにすれば、拙宅力のあるプレゼンになる、というものです。
「雲」というのは現状ですね。「雨」というのはこのままだとこうなるでしょう、という予測です。「傘」は未来予測に対する対策。
何でも、これに当てはめてしまえばプレゼンになるんです。

 

「PCよりもスマホの普及率の方が高く、EC使用率もスマホがPCを抜いている(雲)。スマホの普及率の伸びと、PCの普及率の伸びを比べると、圧倒的にスマホの方が伸びている。このままだとスマホで何でも買うのが当たり前の世の方になるでしょう(雨)。だから、いまのうちにスマホ対策をとっておきましょう(傘)」

 

ね?
実はこれは僕が四年ぐらい前に社内ブレゼンしたものを要約したものです。あとはここに肉付けしていけば良いだけなんです。

 

肉付けの際に注意すべきなのは、シンプルに、盛り込みすぎずに、数字を使う、です。
シンプルさで言いますと、回りくどい言い方はせずに、全て直球勝負でOKです。回りくどい言い方は自身のなさの表れにも囚われかねないですからね。

 

「仮の話ではございますが、御社がこのサービスを導入して頂くことになりましたら、御社の売上は120%になる可能性がございます」よりも、「御社がこのサービスを導入すれば、売上120%になるでしょう」の方が説得力がありますよね。

 

あと気を付けたいのが横文字多めのプレゼンですね。横文字ばかりを盛り込むと、なんとなくプロフェッショナルっぽいのですが、絶対にやってはダメです。聞いている方は分からない単語を都度々々聞いてプレゼンする側のテンポが悪くなるか、「聞くのは恥ずかしいから」と分かった振りでスルーされ、プレゼン内容が理解されずに終わってしまう、という事態になります。
ただ、横文字も相手に合わせて盛り込んだ方がプロとしての信用度が高まる場合もありますので、そこはパランスを考えて盛り込みましょう。

 

ちなみに、僕は商談の場で、スタティックページとスコープが分からなかったことがあります(笑)。「静的ページ」と「範囲」で良いじゃないですかね?

 

盛り込みすぎない、というのは資料の部分ですね。あれやこれやと、盛り込みすぎると、資料を見ただけで終わったてしまい、話を聞いてくれなくなるんですね。あとは、全部書いてあるので特に質問したいこともなくなり、「うーん、まぁ、分かりました...」と、場がトーンダウンしてしまいます。
僕も心配性なもので、何でもかんでも盛り込みたくなります。ですが、そこはグッと抑えて、余白のあるぐらいのプレゼン資料にしましょう。

 

最後に数字ですが、これはとても大事です。必ず、明確な数字を盛り込むことを心がけましょう。
「最近ではスマホでECを利用する人も増えてきてますから」とか、「このサービスを導入するとリピーターがかなり増えています」とか言われてもピンと来ませんよね。事実を言っているのでしょうけれど、ぼんやりとして、聞いている方も、「はぁ」としか答えようがありません。
「いまやECもスマホで利用する人が70%を超えてますから、スマホ対策を取って行きましょう」とこ、「このサービス導入前のリピート率は5%にも満たなかったのですが、半年で15%にまであがったのです。その理由はですね...」と言われた方がピンと来ますし、話の続きを聞きたくなります。

 

以上を踏まえてプレゼンを行なえば、例え口下手な人でも、それなりの効果を上げられるでしょう。

 

ではでは、また。

フリークエントショッパーズプログラムはよく出来たシステム

皆さんはポイントカードを持っていますか?
僕はポイントを発行している小売店ではほぼ必ずポイントカードを作ってもらいます。
よく使うところでは、楽天ポイントビックカメラのポイント。
コンビニ系では、ナナコポイントのセブンイレブンや、Tポイントのファミリーマート、ポンタポイントのローソン。
スーパーで言うと、ライフやサミットのポイント。
気がつくとポイントだらけです。

 

えぇ、見事にポイントに縛られています。
ポイント呪縛です。

 

だって、お得なんですもの。

 

ただ、それって本当にお得なの?というと実はよく分からない。例えば支払いの5%のポイントが付くものと、5%の値引き。同じはずなのに、僕は迷わずポイント付与を選びます。
もちろん、これはヒトによります。ある人は値引きの方が良いと言うでしょう。

 

でも、エブリデイ•ロウ•プライスで戦った西友が上手くいかなかったということは、割引よりもポイント還元の方が日本人には合っていた、ということでしょう。
まぁ、西友の「ただ安くすれば良い戦略」は、競合店にとっては対策を取りやすかったのかも知れませんね。価格で対抗できなければ、サービスを良くしたり、品ぞろえで差別化するなどの付加価値を強くすれば良いだけですからね。

 

さてさて、ポイントの話に戻ると、還元ポイントを貯める派と、ある程度まで貯まるとすぐに使う派のどちらかに分かれるかと思います。
僕は断然貯める派です。
自分の努力が目に見えて分かりますから。
「努力」という言葉を使うことから、見事にポイントに囲い込みにされているのは明白ですよね(笑)
そのために(そのせいで?)決まったお店ばかりに行きます。家電やコンタクトならビックカメラ、スーパーならライフ、と。ライフなんかだと、ポイント5倍の日を狙って行ったりもします。

 

ただ一つだけ困ったことがあります。それはポイントを使うタイミングが分からない、ということです(笑)。
10,000ポイント以上になると高額商品で一気に使いたくもなりますが、ゼロに戻るのも何だかもったいないと思ってしまうのです。「せっかく」ここまで貯めたのだから、という気持ちが働いてしまうんですね。
ライフのポイントは、有効期限があるので、そのタイミングで使いますが、有効期限が最終利用日から二年のビックカメラは延々と貯まり続けています。何か目標を決めれば良いのかも知れませんね。30,000ポイント貯まるとPS4を購入する、とか。

 

さて、このポイントサービスですが、一番最初に始めたのはアメリカン航空だと言われています。マイレージの先駆けですね。航空業界ですとフリークエント・フライヤーズ・プログラム(FFP)と言われていますが、小売業界ですと、フリークエント・ショッパーズ・プログラム(FSP)と言われています。

 

FSP=ポイントサービスと思われがちですが、実は正確には違います。ポイントサービスは手段に過ぎません。
何のための手段か。それはパレートの法則と深く関わっています。二割の優良顧客が、売上の八割を占めている、というアレですね。2:8の法則と言った方が分かりやすい人もいるかも知れません。その二割の顧客を囲い込みし、なおかつマーケティングにも繋げるための手段。それがポイントサービスなのです。
ですので、ただポイントをバラまけば良いわけではないんですね。ポイントで囲い込みをすると同時に、来店頻度や購入商品などのデータと顧客のセグメントデータを付き合わせて、よりその二割の顧客にとって良いお店に常に改善していかなければなりません。
このマーケティングができないとただのポイントをバラまいただけ、という結果になります。値引きで獲得した顧客は値引きで奪われる、というのは小売店ではよく言う話ですが、ポイントをバラまいただけでは、より還元率の高いポイントのお店に奪われるだけなんです。
なので、ポイントの部分よりも、このマーケティングの部分の方が肝なんですね。
噂ではBOOKOFFがTポイントをやめたのは、当時のBOOKOFFでは商品をセグメントしておらず、ただの金額しかレジに打ち込まないため、マーケティングに繋がらなかった、というのは聞いたことがあります。もちろん、噂レベルの話なので、実際はどうかは分からないのですが・・・。

 

さて、このFSPですが、個人情報を入力して会員登録をしなければならないECとの親和性が高く、実際に僕も楽天ポイントを貯めることに必死になっていた時期があるのですが、当日に届く、もしくは翌日に届くというamazonのサービスを経験してしまうと、もう楽天には戻れなくなってしまいました・・・。
amazonもポイントはありますが、これがまったく貯まらない・・・)
ポイントではなく、サービスや品ぞろえで顧客の囲い混みを行っているamazonは、仕組み作りとマーケティング力が圧倒的なのでしょうね。
amazonについての話はまた今度。

ではでは、また。

 

 

WEBディレクターをしていて思うこと

WEBディレクターとしてコーポレートサイトやら、ECサイトを作成しているのですけれど、ふと思うことがあります。
これは10年後も通用するものなのだろうか、ということです。

 

UI/UXデザインのことではなく、そもそものコーポレートサイトやECの存在自体のことです。
(デザイン部分であれば「スマホ向け」のようにデバイスによって合わせられますからね。もし仮に3D画面が主流になったとしてもそれに合わせれば良いだけですからね)

 

未来のことなので確実なことは言えませんが、おそらく十年後にはまったく違うデバイスで、まったく違うインターネットの使い方をしていることでしょう。
10年前、ECがここまで成長すると思っていましたか? 5年前、スマホの活用率がここまで広がると思っていましたか? YouTuberという職業が認知されたのもここ5年ぐらいのことじゃないでしょうか。
IT業界は進化や変化のスヒードが早く、いまの常套手段もすぐに古くなってしまう。
おそらく10年後には、インターネットというものがいまとはまったく違うものになってしまっていることでしょう。

 

もしかしたら、メディアが全て何らかの形でインターネット経由になってしまっているかも知れません。
広告主が出稿先を変更することで、それは大きく変わっていく可能性はあるでしょう。
例えば、テレビやラジオへの出資を減らし、ネット内広告や、amazonのプライムビデオ、またはyoutubeへの出資へとシフトしていく。新聞、雑誌というものが淘汰され、情報はすべてパソコンやスマホ、タブレットから入手するというのが当たり前になっているかも知れません。

そうなるとテレビやラジオが衰退し、そこに関わっていた人たちが職を失い、経済活動にも大きく関わってきます。


メディアではないのですが、実際に銀行がすでに衰退していくのでは、と言われてますよね。これは電子マネーの普及により、キャッシュレス化が進んでいることが原因の一つです。インターネットバンキングで、スマホからでも振込が出来てしまうので、窓口の必要性が薄くなっていってるんですね。
お金というものがあってこその銀行なのですが、そもそもお金ってある意味バーチャルなものですよね。信用というルールの元でしか存在できない。
一万円札の原価は公表はされてはおりませんが、20円程度だと言われています。20円のものを一万円としてみんなで扱っているわけなんです。それって完全にバーチャルですよね。バーチャルなものであれば、形がなくても言いわけなんです。そこで生まれたのが電子マネーなのですが、形がなくなってしまえば、そこに関わっていた人たちの数が少なくてすむんですね。そこに関わっていた銀行の窓口に行くこともなくなり、結果、銀行の必要性が薄くなっていく。

 

CDがiPodの登場で一気に衰退していきましたよね。音楽というものはダウンロードするものだ、ということが当たり前になってしまったように、お金というものは電子マネーでやり取りするのが当たり前だ、となるとCDショップが淘汰されていったように、銀行もそうなっていくことでしょう。もちろんゼロにはならないでしょうれど。

 

と、かなり話がズレてしまいましたが、新たなデバイスの出現や、利用方法が変わることにより、衰退してしまうものがあります。
それってコーポレートサイトや、ECなんかにも当てはまるのではないでしょうか、と僕は思うわけなんです。

 

コーポレートサイトの役割としては、ざっくり言いますと「会社概要」なわけじゃないですか。それまで紙で配っていた会社概要をインターネットが普及してきたので、それに合わせて作ったのがコーポレートサイトです。
じゃあそのインターネットの使われ方が変われば、もっと別の「会社概要」が出現するわけです。ECにしてもそうですよね。amazon echoなどででヴォイスコマースが当たり前になると、インターネットの中の「お店」という概念がなくなるかも知れません。

 

そうなった場合、WEBディレクターという仕事もなくなってしまうのか、と考えると不安になるわけなのです。かと言って、どういう対策を取っておけば良いのかすら分からない・・・。

 

ただ、一方では、楽観視もしています。世の中が急激に変わるとしても、それに提供者がついていけなければ決して世の中は変わりません。急にhtmlコードが使われなくなり、未知のデバイス向けの未知の言語が主流になるなんてあり得ないですからね。
新たな言語が主流になるにはそれを習得し、安定して提供できる環境が整うまでに時間が必要です。未知のデバイスにしたってそうです。みんなが使うようになるには時間がかかります。
時間があるのであれば、その間に自分も習得、あるいは知見があるぐらいのレベルになっとけば良いんですからね。
パラダイムの変化が必ずあるといっても、それなりに猶予はあるはずです。

 

もちろん、悠長に構えているとその猶予期間もすぐに終わってしまいますので、置いてきぼりを食らわないためには、いずれにせよ常にトレンドのチェックは怠らないようにしないといけませんけど。

 

ではでは、また。