くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

WEBディレクターをしていて思うこと

WEBディレクターとしてコーポレートサイトやら、ECサイトを作成しているのですけれど、ふと思うことがあります。
これは10年後も通用するものなのだろうか、ということです。

 

UI/UXデザインのことではなく、そもそものコーポレートサイトやECの存在自体のことです。
(デザイン部分であれば「スマホ向け」のようにデバイスによって合わせられますからね。もし仮に3D画面が主流になったとしてもそれに合わせれば良いだけですからね)

 

未来のことなので確実なことは言えませんが、おそらく十年後にはまったく違うデバイスで、まったく違うインターネットの使い方をしていることでしょう。
10年前、ECがここまで成長すると思っていましたか? 5年前、スマホの活用率がここまで広がると思っていましたか? YouTuberという職業が認知されたのもここ5年ぐらいのことじゃないでしょうか。
IT業界は進化や変化のスヒードが早く、いまの常套手段もすぐに古くなってしまう。
おそらく10年後には、インターネットというものがいまとはまったく違うものになってしまっていることでしょう。

 

もしかしたら、メディアが全て何らかの形でインターネット経由になってしまっているかも知れません。
広告主が出稿先を変更することで、それは大きく変わっていく可能性はあるでしょう。
例えば、テレビやラジオへの出資を減らし、ネット内広告や、amazonのプライムビデオ、またはyoutubeへの出資へとシフトしていく。新聞、雑誌というものが淘汰され、情報はすべてパソコンやスマホ、タブレットから入手するというのが当たり前になっているかも知れません。

そうなるとテレビやラジオが衰退し、そこに関わっていた人たちが職を失い、経済活動にも大きく関わってきます。


メディアではないのですが、実際に銀行がすでに衰退していくのでは、と言われてますよね。これは電子マネーの普及により、キャッシュレス化が進んでいることが原因の一つです。インターネットバンキングで、スマホからでも振込が出来てしまうので、窓口の必要性が薄くなっていってるんですね。
お金というものがあってこその銀行なのですが、そもそもお金ってある意味バーチャルなものですよね。信用というルールの元でしか存在できない。
一万円札の原価は公表はされてはおりませんが、20円程度だと言われています。20円のものを一万円としてみんなで扱っているわけなんです。それって完全にバーチャルですよね。バーチャルなものであれば、形がなくても言いわけなんです。そこで生まれたのが電子マネーなのですが、形がなくなってしまえば、そこに関わっていた人たちの数が少なくてすむんですね。そこに関わっていた銀行の窓口に行くこともなくなり、結果、銀行の必要性が薄くなっていく。

 

CDがiPodの登場で一気に衰退していきましたよね。音楽というものはダウンロードするものだ、ということが当たり前になってしまったように、お金というものは電子マネーでやり取りするのが当たり前だ、となるとCDショップが淘汰されていったように、銀行もそうなっていくことでしょう。もちろんゼロにはならないでしょうれど。

 

と、かなり話がズレてしまいましたが、新たなデバイスの出現や、利用方法が変わることにより、衰退してしまうものがあります。
それってコーポレートサイトや、ECなんかにも当てはまるのではないでしょうか、と僕は思うわけなんです。

 

コーポレートサイトの役割としては、ざっくり言いますと「会社概要」なわけじゃないですか。それまで紙で配っていた会社概要をインターネットが普及してきたので、それに合わせて作ったのがコーポレートサイトです。
じゃあそのインターネットの使われ方が変われば、もっと別の「会社概要」が出現するわけです。ECにしてもそうですよね。amazon echoなどででヴォイスコマースが当たり前になると、インターネットの中の「お店」という概念がなくなるかも知れません。

 

そうなった場合、WEBディレクターという仕事もなくなってしまうのか、と考えると不安になるわけなのです。かと言って、どういう対策を取っておけば良いのかすら分からない・・・。

 

ただ、一方では、楽観視もしています。世の中が急激に変わるとしても、それに提供者がついていけなければ決して世の中は変わりません。急にhtmlコードが使われなくなり、未知のデバイス向けの未知の言語が主流になるなんてあり得ないですからね。
新たな言語が主流になるにはそれを習得し、安定して提供できる環境が整うまでに時間が必要です。未知のデバイスにしたってそうです。みんなが使うようになるには時間がかかります。
時間があるのであれば、その間に自分も習得、あるいは知見があるぐらいのレベルになっとけば良いんですからね。
パラダイムの変化が必ずあるといっても、それなりに猶予はあるはずです。

 

もちろん、悠長に構えているとその猶予期間もすぐに終わってしまいますので、置いてきぼりを食らわないためには、いずれにせよ常にトレンドのチェックは怠らないようにしないといけませんけど。

 

ではでは、また。