くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

プレゼンはフレームワークで上手くいく

Webディレクターに必要なスキルの一つにプレゼン力があります。
苦手意識のあるヒトも多いのではないでしょうか。
かく言う僕も自信があるとは言えません。
終わった後ではいつも、「あの時こう言えば良かった」、「あの時、なぜこういう提案が出てこなかったのか」、「あの質問が来るなら、こういう準備もしておけば良かった」と後悔ばかりです。
100%上手くいったプレゼンなんて一度もないんじゃないでしょうか。

 

さて、プレゼンが上手い人というのは、話し上手な人と思っている方も多いかも知れません。
しかし、「話すこと」と「プレゼン」はまったくの別物です。
「絵を描くこと」と「WEBサイトを作ること」ぐらいまったく違ったものです。絵が上手い人がWEBページを作ることが上手でしょうか? そうとは限りませんよね。
絵を描くというのは真っ白なキャンバスに自由に絵を描くことです。そこにル-ルはありません。自分の思いを形にするだけです。出来上がった絵の中に情熱やら、センスやら、テクニックやらを感じ取り、見る人は「絵が上手いな」と思います。
一方、WEBサイトはどうでしょう。かなりルールと言いますか、セオリーが決まっていますよね。センスの塊のようなサイトを見て、すごいな、とは思いますけど、実際に使うとなると使いづらくて結局は訪問しなくなります。人が使いやすいサイトというのはだいたい同じようなUIデザインになっております。
そのだいたい同じようなUIデザインの中で、人とは違う様々な工夫をすると、使い勝手がよく、センスも良いサイトになるのですが、セオリー通りにやっていれば、誰でも75点のWEBサイトは作れます。

 

プレゼンも一緒です。真っ白なキャンバスに絵を描くのではなく、セオリー通りにやれば、誰でも、75点のプレゼンはできるようになるのです。

 

コンサル一年目が学ぶこと
by カエレバ

さて、そのセオリーですが雲・雨・傘のフレームワークで、シンプルに分かりやすく、盛り込みすぎず、数字を使う、です。

 

雲・雨・傘のフレームワークとは、「曇っていて雨が降りそうだから、傘を持って行きましょう」をベースにすれば、拙宅力のあるプレゼンになる、というものです。
「雲」というのは現状ですね。「雨」というのはこのままだとこうなるでしょう、という予測です。「傘」は未来予測に対する対策。
何でも、これに当てはめてしまえばプレゼンになるんです。

 

「PCよりもスマホの普及率の方が高く、EC使用率もスマホがPCを抜いている(雲)。スマホの普及率の伸びと、PCの普及率の伸びを比べると、圧倒的にスマホの方が伸びている。このままだとスマホで何でも買うのが当たり前の世の方になるでしょう(雨)。だから、いまのうちにスマホ対策をとっておきましょう(傘)」

 

ね?
実はこれは僕が四年ぐらい前に社内ブレゼンしたものを要約したものです。あとはここに肉付けしていけば良いだけなんです。

 

肉付けの際に注意すべきなのは、シンプルに、盛り込みすぎずに、数字を使う、です。
シンプルさで言いますと、回りくどい言い方はせずに、全て直球勝負でOKです。回りくどい言い方は自身のなさの表れにも囚われかねないですからね。

 

「仮の話ではございますが、御社がこのサービスを導入して頂くことになりましたら、御社の売上は120%になる可能性がございます」よりも、「御社がこのサービスを導入すれば、売上120%になるでしょう」の方が説得力がありますよね。

 

あと気を付けたいのが横文字多めのプレゼンですね。横文字ばかりを盛り込むと、なんとなくプロフェッショナルっぽいのですが、絶対にやってはダメです。聞いている方は分からない単語を都度々々聞いてプレゼンする側のテンポが悪くなるか、「聞くのは恥ずかしいから」と分かった振りでスルーされ、プレゼン内容が理解されずに終わってしまう、という事態になります。
ただ、横文字も相手に合わせて盛り込んだ方がプロとしての信用度が高まる場合もありますので、そこはパランスを考えて盛り込みましょう。

 

コンサル一年目が学ぶこと
by カエレバ

ちなみに、僕は商談の場で、スタティックページとスコープが分からなかったことがあります(笑)。「静的ページ」と「範囲」で良いじゃないですかね?

 

盛り込みすぎない、というのは資料の部分ですね。あれやこれやと、盛り込みすぎると、資料を見ただけで終わったてしまい、話を聞いてくれなくなるんですね。あとは、全部書いてあるので特に質問したいこともなくなり、「うーん、まぁ、分かりました...」と、場がトーンダウンしてしまいます。
僕も心配性なもので、何でもかんでも盛り込みたくなります。ですが、そこはグッと抑えて、余白のあるぐらいのプレゼン資料にしましょう。

 

最後に数字ですが、これはとても大事です。必ず、明確な数字を盛り込むことを心がけましょう。
「最近ではスマホでECを利用する人も増えてきてますから」とか、「このサービスを導入するとリピーターがかなり増えています」とか言われてもピンと来ませんよね。事実を言っているのでしょうけれど、ぼんやりとして、聞いている方も、「はぁ」としか答えようがありません。
「いまやECもスマホで利用する人が70%を超えてますから、スマホ対策を取って行きましょう」とこ、「このサービス導入前のリピート率は5%にも満たなかったのですが、半年で15%にまであがったのです。その理由はですね...」と言われた方がピンと来ますし、話の続きを聞きたくなります。

 

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以上を踏まえてプレゼンを行なえば、例え口下手な人でも、それなりの効果を上げられるでしょう。

 

ではでは、また。