くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

コミュニケーションを上手く取るだけで、物事は上手く回り出す

さてさて、皆さんコミュニケーションが上手く取れていますか?

コミュニケーションは苦手なんだよね。そもそも人付き合いが苦手、という方もいらっしゃるかも知れません。

ですが、ビジネスにおけるコミュニケーションと、人間関係は似てるようでまったく違うものなのです。

「言ったこと」、「メールしたこと」がコミュニケーションだと思っていませんか。
コミュニケーションというのは、「意思の疎通」です。
「意思の疎通」とは、互いに考えていることを伝え、理解を得ること。です。
そう、理解したかの確認までがコミュニケーションなのです。

従業員のミスでクレームが発生した際に、「いやいや、そうなるから気をつけるように“言った”よね?」というようなことはないですか?
確かに“言った”のかも知れません。しかし、そのあと確認は取りましたか?

「どう?分かった?」、「大丈夫そう?」と最後に優しく聞くだけでも全然違います。
場合によっては自分で復唱させるのも良いかも知れません。
「何やれば良いか、作業順序を整理しようか」と言って、自分で説明させるだけで理解度は深まりますし、不明点があればその時に聞いてきます。

そんな風に本当の意味でのコミュニケーションが取れると、物事はスムーズに回るようになりますし、「1」の作業が「2」や「3」、上手くいけば「10」の結果を生み出すことだってあるのです。

例えば、あなたがECを運営していたとして、「新商品の登録をしといて」と商品情報だけ渡していたとします。言われた従業員は、商品登録をするだけです。
渡した商品情報の中には、ターゲットのペルソナも、商品のポイントも記載されていて、依頼した方は、当然そこまで読んでくれると思っています。

しかし、依頼された方はまず、そこまで読まないです。

なぜなら、作業のゴールが商品登録をすることだから。
画像とCSVデータをサクサクっとアップするだけです。

それを「いやぁ、この商品は絶対売れると思うんだよね。なぜなら、この機能が優れていて、価格もリーズナブル。競合商品もまだそこまで多くはない。でね、ターゲットは一人暮らしの女性で、ある程度の収入はある。恋人はいるけれど、まだ結婚は先だと思っている」などなど話すと、ただ商品登録するだけではなく、「じゃあ、こういう売り方ができますね」、「こういうキャッチコピーはどうですか?」、「こういうキーワードで検索されるんじゃないですか?」などアイデアも出てきます。

そう、商品登録をするという作業のゴールが、登録して終わりではなく、売上を上げることに変わるのです。
また、そうやって立てた販促方法は、明確な理由の元に成り立っているので、上手くいかなかった時に軌道修正もしやすいです。何がいけなかったのかがすぐ分かるんですね。

もちろん、全ての商品に対してそんなことをする必要はありません。
月にいくつかの商品だけで良いと思います。
あるいは、すでに登録はしてあるけれど、売れ行き不振商品に対して行なっても良いでしょう。
それを繰り返していると、商品登録をする方も、考えるクセがついて、PDCAを自然と回せるようになります。

これはもちろん、EC運営者に限ったことではありません。小売店の店長でもそうですし、ウェブ制作の現場でも言えることです。営業をしている方にも当てはまります。
指示を出すときには「目的」や「方向性」を明確に指し示してあげると良いでしょう。
そうすれば目線が同じになり、意思の疎通につながっていきます。

また、例としてあげたのは、上司から部下へのケースでしたが、これは同じ立場の同僚でもそうですし、部下から上司へ対してもそうです。
「現状、このクライアントの件はこうなっています。こういう方向で進めようとしています」とこまめに報告しておくと、後々「何でそうなった?説明しろ」と言ったことは避けられます。
「いや、逐一報告して、こうします、良いですか?って確認取ってましたよね?」と。
自己防衛にもなりますし、間違ったことをやろうとしていたら、早めにアドバイスをもらうことも出来ます。

また、内容の薄い指示を受けて、何をやるかは分かったけれども、目的が分からない、という場合は必ず指示者に確認を取りましょう。目的は何ですか?どうなれば効果が出たと言えるものなんですか?期間や締め切りはいつですか?などなど。
もちろん、矢継ぎ早に質問するとカドが立つので、やんわりと言葉を選ぶのにも気をつけましょう。

 

「意思の疎通」というと何やら難しそうだなぁと思ってしまうかも知れませんが、「目線を合わせる」、「考え方の確認」といったことを意識すればいいだけです。

どうですか?あなたのコミュニケーションは一方的なものになっていませんか?

ではでは、また。