くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

あなたの会社にも「出来ない理由」を探す人っていませんか?

部下に新しい仕事を依頼しては「〇〇だから出来ません」。
上司に何かを提案しては「それは〇〇だから無理だよ」。
そんな風にあなたの会社にも「出来ない理由」をすぐに探す人っていませんか?

 

「出来ない前提」で話している人と仕事の話をするのはとても無力感を感じ、とても疲れますよね。

 

そういった人って(もちろん一概には言えませんけど)、ベテランさんに多い気がします。
そういう人たちにとっては現状維持がベストの状況で、変化がとても嫌いなんですね。
または、単純に面倒臭いだけだったりします(笑)。

 

でも、現状維持だと同じところをグルグル回るだけで、新しい売上なんて生み出しませんよね。
下手をしたら、同じところをグルグルしてるつもりが、徐々に下降していっているかも知れません。
同じことをやって売上が維持できるなら、誰だってやってますからね。

 

さて、そう言う人たちは感情で「出来ない」と否定しているだけなので、そこにロジックで戦ってもトンチンカンなやり取りが繰り広げられるだけです。

 

例えばこんな感じ・・・

 私「ちょっとオウンドメディアを立ち上げようと思ってるんだけど、Aさん、リーダーとしてやってもらえないかな?」


Aさん「そんなのやる時間なんてないですよ。そのために残業しろって言うんですか?」


私(いや、残業なんて話してないでしょ?)「じゃあ、簡単なルーティンワークは最近入った新人にお願いすれば良いから。そうすれば時間が空くでしょ」


Aさん「いや、あの人にお願いするのはまだ早いですよ」


私(いや、あれは誰でもできる仕事でしょ)「・・・・・・」

 

または、こんな感じ・・・

私「オウンドメディアを構築することで、ブランドのファンを作り、売上に繋がるような流れを作りたいんですが」


上司「いやぁ、うちはまだそんなことをするには早いよ。そう言うタイミングが来たらまた提案してよ」


私(何を基準に早いのか、どう言うタイミングが良いのか・・・)「他がまだやっていないいまのタイミングで、早めに動いた方が良いと思うのですが」


上司「ウチの会社はそんなことをやるレベルに達してないからねぇ」


私(そんなことをやるレベルとはどういうレベルなんだろう?)「・・・・・・」

 

また、そこから更に説得しようとして、「それをやることで生まれる効果や、それを実現するにはこういうプロセスで考えています」なんて色々な情報を出して説明しようものなら、出来ない新たな理由を差し出してしまうようなものです(笑)

 

なので、僕は出来ない理由を肯定形に直してから質問します。

 

例えば、こんな風に。

Aさん「それをやる時間なんてないですよ。そのために残業しろって言うんですか?」


私「では、1日に何時間ぐらい確保できれば出来そう?」


Aさん「そんなの分からないですよ」


私「分からないのに時間がないって言うのは少しおかしくないかな?例えば一日1時間確保出来れば大丈夫なのであれば、ワークシェアなり、作業の割り振りを少しだけ変えればできそうじゃない?それでAさんは新たな業務でスキルアップもできるわけだし、会社としても売上に繋げられる。デメリットなんてないよね?」


Aさん「・・・はい」

 

あるいは、こういった風に。

上司「いやぁ、うちはまだそんなことをするには早いよ。そう言うタイミングが来たらまた提案してよ」


私「では、会社がどういう状態になったら早くはなくなるのでしょうか?」


上司「まぁ、あれだね。会社の基盤がもう少し固まってからだね」


私「会社の基盤が固まるというのはどうなったら固まったと言えるのでしょうか?」


上司「・・・・・・」

 

これは、まんまではないですけれども実体験です。

 

時間がない→どのぐらいの時間があればできるのか?
人が足りない→何人いればできるのか?
いまの環境だとできない→どういう環境、どういうツールがあればできるのか?

 

こんな風に否定形を肯定形に返すだけで建設的になるんですね。

 

中にはとても意固地になって否定し続けるヒトもいますが、そういう人は会社にとって不利益にこそならずとも、新たな利益を生まないので、そういう人はもうスルーしてしまうのが良いのかな、と思います。

 

ちなみに上記の上司は、その会話の後にちゃんと考えてくれて、「生み出す効果ややるべきなのは分かるんだけど、やはり運営していくのにかかる人件費やイニシャル費用に対する利益がイメージできない。そこで物を売る、というなら分かるけれども、説明を聞くと広告のように扱うということだと思うんだけど、申し訳ないが、まだいまの段階ではゴーサインは出せない」という返事をもらいました。


頭ごなしに否定されるよりも、ちゃんと考えてくれた上での否定ならこちらとしても納得できますよね。

 

また、出来ない理由を探すヒトって、逆説的ではありますが、出来る理由を知ってるってことにもなりますよね。
その出来ない理由が取り除かれれば出来るようになる、ということですから。

 

ですから、そういう人も肯定形で言えるようになればとても建設的になるヒトだと思います。

 

さぁ、あなたも今日から提案を否定されたら、肯定形で返してみませんか?

 

ではでは、また。