くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

デザイナー出身ではないWEBディレクターには、とりあえず読んでおいて欲しい一冊

こんにちは。
僕はフリーランスでWEBディレクターをしているんですけれど、WEBディレクターの出身として主に下記の三つあると思うんですね。

 

1.デザイナー出身
2.コーダー出身
3.営業兼務出身

 

ちなみに僕は3に当たります。それぞれが、世の中のどれくらいのシェアを占めているのかは分かりませんし、それぞれのどの出身である方が有利なのかもよく分かりません。
だって、それぞれに得手不得手がらありますからね。

 

・デザインは分かるけどコーディングのことは分からない。

・コーディングは自分で出来るけど進行管理が得意ではない。

・進行管理や情報共有はスムーズに行えるけれどデザインは人任せ。

と言ったように、全部が全部を出来る人ってそうそういないんです。
まぁ、当たり前ですね。
いや、まぁ、もちろん出来る人もいるのでしょうけれど。

 

さてさて、僕は営業兼務がスタートであり、いまに至るのですが、もちろんコーディングの勉強やデザインの勉強なんかも日々しております。

しかしながら、やっぱり日常的にそういったことを業務として行なってるヒトとは違い、身に付くのはスローペースなのはどうにも認めざるを得ません。

 

そんな僕がWEBデザインに関するの本の中で、これは為になる!と、思ったもので最強のものを今回は、ご紹介したいと思います。

 

「インターフェースデザインの心理学」

 

これは、もう本当に為になりました!!

目からウロコな事が沢山書いてあるんですよね。

シリーズであと二冊出ているのですが、他の二冊も秀逸ですが、この一冊目は必ず読んでおいた方が良いと思います。

人間はデザインに対して「こう見る」、「こう感じる」、というのを本能や心理面から書いているんです。

 

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
by カエレバ

 

 例えばですね、「対象のあらましをつかむのは中心視野より周辺視野の役目」といったことなんかは、キャンペーン情報の発信に活かせそうなことだと思います。


どういうことかと言いますと、人間には中心視野と周辺視野があります。
目の前のコップを見る。そのコップを認識している。これは中心視野なんです。
で、そのコップを見ている視野の端に虫が飛んできてウワっとなる。これが周辺視野なんです。


チラッと目に入っていてイレギュラーな動きをするものを人間は気になってしまうんです。


これは本能からくるものなんですね。

例えば、サバンナでいつ動物に襲われるか分らない。
そんな時に役立つのが周辺視野なんです。目の端にちょっとでもイレギュラーなものが入ってくれば、嫌だな、と思い、次の行動の準備をするように人間の本能と言うのはなっているんです。

 

これを利用しているのがよく楽天なんかで見かけるクーポンやキャンペーンの追従バナーですね。商品詳細を知りたいのに、結局は追従バナーの方が気になってしまう。
それは周辺視野がそうさせているんです。

 

あとは「人間には顔認識専門の脳領域がある」というものですね。
人間には顔認識能力があり(まぁ、当たり前ですね)、視野の中に顔が見えるとその顔を見てしまうんですね。
で、商品画像でよくあるのが顔を正面向けて、商品を手にもっているような写真。
あれ、実は商品に目がいっていなくて顔しか見ていないんですね。
これは本能によるものなので、どうにもできないことなんです。


ただ、ちょっとした工夫をすると、商品を見せられます。
それはその商品を持っている人の視線を商品に向けるんです。
そう、顔認識能力は人の顔を認識する能力なわけなんですけれど、その顔が見ているものにも目を向けてしまうんです。
これ、商品を見せたい場合だけでなく、クリックさせたいボタンなんかを見ていると効果的ですよね。

 

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
by カエレバ

アフォーダンスについてなんかもとても勉強になりました。
アフォーダンス。
なかなか耳慣れない言葉かも知れませんけれど、これは人間が対象物を見て、こうだろうな、と思うことです。


例えばですね、ドアの取っ手部分を見て、人間はそれが横に引くものなのか、押すものなのか(あるいは手前に引くものなのか)を、一瞬で見極めているんですね。
だから、大抵の人はドアを間違いのない動作ですぐに開くことができるのです。

イスの形状のものがあれば座りますよね?
リモコンにボタンがあれば押します。

そう、人間はイメージする行動とマッチしたデザインだと、その通りの行動をするものなのです。
これ、リモコンのボタンだけではなく、WEBのボタンなんかにも言えることですよね。
押せる感がないと人はクリックしてくれないのです。

 

これと似たようなものでメンタルモデルというものがあります。
タブレットを見たことがない人にタブレットを渡して「これで本が読めるよ」と言います。
するとその人は、その人なりにどうやってその機器で本を読めるのか「モデル」を構築するんですね。
で、そのメンタルモデルに近いとスムーズに次の行動に結びつけやすい、というのがあります。


タブレットを見たことがない、というのは極端な例ですが、スマホの場合スペースが限られますので、できるだけ要素を減らしたい。

でも、情報は減らしたくない。

そういった場合にハンバーガーボタンでグローバルナビを開閉させたりしていますよね。
あれってまったくの最初に始めたときには誰のメンタルモデルにもなっていなかったのに、いまや多くの人のメンタルモデルになっていますよね。
そういうのを利用することで、ユーザーに次の行動に移させることができるのです。

 

さてさて。
上記に四つほど本に記載されていることをちらっと紹介しましたが、とても興味がわきませんか?
しかも、上記の四つのことって本当にさわりだけで、全体の2%ぐらいの情報なんです。

 

ここに記載されていることはもっともっと紹介したいのですが、気になる方はぜひとも本を購入して読んでみて下さい。

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
by カエレバ

ではでは、また。