さてさて、今回は人生についてがテーマです。
とても壮大ですね。
でも、書くことはとても身近なことです。
誰もが経験していること。
あなたも人生の中で挫折したり、思い通りにいかなかったり、ついてない事が多かったり、そんな経験をした事があるはずです。
そんな時にあなたは、イライラし、自分を責めることもあるでしょう。
他人を妬むこともあるでしょう。
なぜ、自分だけが、と考えることもあるでしょう。
僕だってあります。
これまでにも死ぬほどありましたし、多分これからだってあるでしょう。
でも、それ、考えたり、気にしたりしても無駄なことの方が多い気がするんです。
以前に何かの本で読んだか、テレビで言っているのを聞いたのか忘れましたけど、
こんな言葉が僕の心にずっと残っています。
「人がイライラするのは思い通りにいかないからだ」と。
そう、人がイライラする理由って、突き詰めれば実は本当にこれ一つなんです。
でも、ふと思いませんか?
「思い通りにいかない」。
それを思っているのは誰?
そう、自分なんです。
言い換えれば、イライラする原因って自分なんですよね。
そもそも生きていて思い通りに行くことの方が少ないんです。
例えば、そこに100人住んでいれば、一瞬の間に100の変数が生まれていくものなんです。
そう、他人の考えや行動なんて事前に把握できないですからね。
100人が住んでいる場所で一年たつとどれぐらいの変数が生まれるかと言うと、それはもう天文学的な数字です。
そしてもちろんヒトは一般的には100人の世界どころか、もっと沢山の人の中で生活しています。
人が生きていて少し先の未来が「こうなれば良い」、「こうであろう」というのが「思い通り」ですよね。
でも、そこによく分からない変数が一つでも紛れると、未来の先行きが不透明となっていく。
そんな読めない変数に囲まれて生きているのに、自分の思い通りに行くことの方が奇跡的ですよね。
なのに、ヒトは思い通りにならないとイライラする。
まぁ、でも、それは人間の性として仕方のないことかも知れません。
それでも少しはイライラしなくて済むように解決させたいですよね。
そこで僕が実践している方法をご紹介したいと思います。
「これは自分でコントロールできる問題か」を考える
まずは、イライラした時に「これは自分でコントロールできる問題か」を考えるんです。
自分でコントロールできるものであれば、何らかの対応を取れば良いわけですしね。
でも、大概は自分でコントロールできないものです。
そう言う場合はですね、一旦忘れます。
だって、考えた所でイライラが増すばかりですからね。
上手くいけばそのまま忘れられますし、再度、沸々とイライラが再燃するようでしたら、改めてこれは自分でコントロールできる問題ではないことを自分に言い聞かせます。
イライラしている時にそんなに冷静になれないよ、と言う方もいらっしゃるかも知れません。
おっしゃる通りです。
そう言う場合はですね、まずはクセづけをするんです。
僕の場合は手首に輪ゴムをはめていました。
それをどうするかと言いますとね、イライラした時にパチンってするんです。
パチンってしたら、全て一旦リセットだと自身にルール決めをするんです。
イライラすると、なかなか冷静にはなれませんけど、こんな風なルール決めをすると割と簡単に気持ちをリセットすることが出来ました。オススメです。
まずは、イライラしたら輪ゴムをパチン、から初めてみてはいかがでしょうか。
誰もあなたへ悪意を持っているわけではない
さて、イライラとは別の感情も湧くこともあるかと思います。
「なんで自分だけツいてないんだ」、「なんで自分の時だけ上手くいかないんだ」、「神様は不公平だ」と嘆くパターンですね。
えぇ、もちろん、僕も日々感じております。
なぜ、自分の前のお客さんで唐揚げ弁当が品切れになるのか?
なぜ、赤信号には大抵引っかかってしまうのか。
なぜ、ガラガラの新幹線なのに、自分が座っている席の前で宴会が始まるのか?
なぜ?なぜ?なぜ?
これについてもですね、自分ではもうコントロール出来ないものとして一旦、処理します。
(もちろん、さすがに新幹線の席は変えてもらいましたけれど...)
ただし、気持ちが収まらず、他人のせいにし始めてしまう場合には、自分に更にこう言い聞かせたりもします。
いくつかの要因が重なってこういう状況になっている。
でも、その要因を作っている人たちに悪意はあるのか。
神様は悪意を持ってそういう状況を作っているのか?
否。
そもそも誰も自分のことになんか眼中にはない。
自分が何を感じるかなんて、誰も想像なんてしていない。
そう、多くの場合、ツイてない出来事に見舞われたとしても、そこに誰かの悪意や感情なんて介在されていない。
だから、それについて嘆いたところで意味のないこと。
そう、なぜ自分だけ?とか、不公平だ!と、考え始めると、嘆きの矛先が他人に向き始めてしまうんですね。
でも、自分の前に唐揚げ弁当を購入した人も、別に僕に意地悪をしてやろうと思っているわけではないんです(当たり前ですけれど)。
そんな風に自分が嘆いたり苛立ったりしたところで、他人にとってはどうでも良いことなんですね。
それを改めて丁寧に自分に言い聞かせることで心の安定を図ります。
さてさて、人生が上手くいかないことで嘆くよりも、そのエネルギーを未来に繋がるものに使って良ければとても素晴らしい未来が待っているはずです。
後ろ向きになることもたまにはあるけれども、少し落ち着いたら、また前を向いて歩きだしましょう!!
ではでは、また。