くるくる日和

色々なことをくるくると紡いでいきます。

東京の島が好き

八丈島1


みなさん、こんにちは。

 

今日は島のお話です。

 

ここ十年ほどは毎年、島に行っています。

どこの島に行っているかと言いますと、東京の島です。

 

八丈島と伊豆大島。

 

島はやっぱり良いですね。

何が良いかというと、景色が綺麗で、雄大で、水の透明度が半端なくて、人が優しくて、時間が流れるのがゆったりしていて•••。

 

まぁ、ざっくり言いますと非日常的な所ですかね(笑)

 

そういう場所に行くと、日常の脳がパカンっと取り外され、シワの奥の奥まで洗われるような気になります。

 

で、島で何をしているかというと、ただただ自転車に乗っています。

残念ながら僕は、ダイビングや釣りなどはしないので、自転車に乗るのと、魚を食べるためだけに島に行っています。

 

元々が自転車旅行が趣味でして、島に行く前は琵琶湖一周やら、都内から九十九里浜まで行ったり、宮ヶ瀬ダムまで行ったりしていました。

 

そんなある日、ふと、伊豆大島に行ってみようかな、と思い立って行ったところ、島の魅力に完全にハマってしまいました。

 

それ以降は、伊豆大島と八丈島を交互に訪れています。

 

基本は一年に一回どちらかに行くのですが、九月の連休が長かったシルバーウィークの年は、GWに伊豆大島に行き、シルバーウィークに八丈島に行ったこともあります。

 

島への旅行はまずは家から竹芝桟橋まで自転車で行きます。

そしてそこからフェリーに乗ります。

フェリーは夜に東京を出て、朝に島に着きます。

なので、大人しく寝てれば、気がつくと到着、ということになるのですが、まぁ、大体は缶チューハイを飲んだり、デッキに出たり、船内に戻ったり、また缶チューハイを飲んだり、本を読んだり、またデッキに出たり、食堂に行ったりなんかを繰り返していて、大概、島に着くと寝不足です(笑)。

 

この船旅というのも島への旅行の魅力の一つですね。

電車や飛行機では感じられない「時間をかけて海原を大仰に移動する感じ」が、日常から非日常へ移るイニシエーションみたいなものです。

船の移動の段階で、ココロが日常の縛りみたいなものから離れていきます。

 

真夜中の、周りに何にもない暗闇の海の上でそれは強く感じます。

 

フェリーの席もですね、初めの頃は雑魚寝の二等室を使っていたのですが、特二等室を使い始めてからはもっぱらそちらを使っています。

 

特二等室とは、船内に二段ベッドが並んでいるスペースがありまして、それぞれがカーテンで仕切られているんですね。

なのでプライバシーもある程度守られております。

着替えなんかもできちゃいますしね。

なおかつ二等室だと有料の毛布も付いていますし、コンセントも独占できます。

 

えぇ、このコンセント独占は結構大きいです。

 

二等室だと二箇所ぐらいにあるコンセントを八人ぐらいの大人たちで取り合いをします。
バトルロワイヤルです(笑)

 

なので、特二等室がいっぱいで予約が取れず、二等室しか空いていなかった場合、僕は4個口の延長コードを持って行くことにしています。

そう、コンセントを平和に使えるようにしているんです。

こぞって大人たちがコンセントを取り合っている中、ささっとカバンから電源タップを取り出すと、まるで皆さん、有能な指導者を見るかのような目で僕を見ます。

 

えぇ、それはウソです。

 

「気が効く人がいるなぁ」

 

まぁ、その程度です。

 

皆さん、「お借りします」、「ありがとうございます」と言って、それぞれ僕の電源タップを使うだけです。

 

さてさて、船が島に着きましたらまずは自転車で島を一周します。

いつも時計回りに回るようにしています。

自転車もですね、車と同じで左側通行なので、時計回りだと常に海側を走ることになるんですね。

そう、景色がより雄大に感じられるのです。

 

キレイな景色、透明な海、そよぐ風。

まるでわたせせいぞうの世界。

島での自転車旅行は、そんな風なオシャレでゆったりとしたイメージを持つ方もいらっしゃるかも知れませんが、実はそんなことないんですね。

 

考えてもみてください。

島と言っても海がなければただの山なんです。

 

そう、アップダウンの激しい山道が延々と続くのです。

オシャレさとは無縁で、汗まみれで、ヒィヒィ言いながら自転車を漕いでいます。

あまりにも登り坂が続くと「あれ?なんで自分はこんなことやってるんだろう?」と思えてもきます。

 

でも、そんなしんどさがあるからこそ、キレイな景色に辿り着いた時には感動がひとしおなんですね。

展望台から見る景色、下り坂を一気にくだる時、そんな時にしんどさが全部報われる気がします。

 

そう、これは島に限らずなんですが、自転車旅行で学んだことは「登り坂があれば、必ず下り坂がある」ということなんです。

しんどい登り坂を登った先には、そのしんどさをチャラにする気持ちの良い下り坂が待っています。

これ、人生にも当てはまると思っています。

とてもしんどい時期があったとしても、そのしんどさに等しい大きさの喜びが先で与えられる。

自転車旅行にハマったのはそのことに気付いたことが大きいかも知れません。

 

人生に似ているな、と気づいたことが。

 

だって、あんなにしんどいこと普通、率先して休暇にやりたくないですもん。

というぐらい自転車旅行ってしんどいです(笑)。

 

まぁ、それはともかく。

 

人生に似ているという点では人との出会いも自転車旅行の魅力ですかね。

車や電車に比べると移動がゆっくりなので、その分ヒトとの交流の機会が増えます。

 

自転車旅行をしていると割とよく地元の人に話しかけられます。

「どっから来たんだね?」

「どこに行くんだね?」

「どこどこ(地元の名所)には行ったか?」

などなど。

 

八丈島ではおばさんに呼び止められ、何かと思ったら、おばさんが栽培してるグァバ(だったと思います)を手のひらいっぱいに盛られて、「持って行きなさい」と言われたことがあります。

 

これがまた本当に美味しく、一気に疲労回復した気がしました。

 

伊豆大島だと、小学生たちが自転車旅行をしている人たちに「こんにちは!!」と挨拶してくれるんですね。

これが実に微笑ましく、こちらも元気になります。

そういう教育を学校でしているんですかね???

 

さてさて、島を一周した後は、山に登ったりもします。

伊豆大島だと三原山ですね。

三原山の山頂口にある食堂では必ず明日葉の天ぷらが付いたざるそばを食べます。

これが本当に美味しい!!


そばも美味しいのですが、明日葉の天ぷらが美味しすぎて、増量出来ないものかと、次に行った際には聞いてみようかな、と思っています。

 

八丈島だと山といえば、八丈富士です。

昨年初めて登ったのですが、自転車だとかなりしんどいですね•••。

勾配がかなり急。

行った時期も真夏だったので熱中症になるのではと、思いながら山頂口まで登りました。

その日は頂上付近に雲がかかり、お鉢巡りはしなかったのですが、「天空の道」と呼ば

れ絶景が楽しめる八丈富士の山頂には、次回は是非とも行きたいと思っています。

 

八丈島2

 

島を楽しんだら夕食ですね。

夕食はもちろん魚です。

刺身はもちろん、島寿司やくさやです。

刺身はやっぱり新鮮なだけに都内で食べるものよりもプリプリしてる感じがします。

くさやも都内で瓶詰めとか売ってますけど、地元で食べるものは臭みが優しく感じられ、苦手な人も結構食べられるのではないでしょうか。

 

食事ですが、民宿なんかで夕食がついてる場合は良いのですが、素泊まりの場合は予約をしておくことをオススメ致します。

連休などの繁忙期だと、ふらっと入って晩ご飯を食べようというのは難しいと考えた方が良いでしょう。

 

八丈島3

 

その他の島での注意点としては他には、ATMが無い、ナショナルチェーンのコンビニが無い、と言ったことでしょうか。

 

ATMについては細かく調べたわけでは無いのですが、少なくとも都内であるようなメガバンクの24時間利用できるATMはないかと思います。

 

コンビニについても24時間営業など皆無です。

真夜中に小腹が空いても何も手に入りません。

スーパーも早く閉まります。

 

その辺りは島の時間に合わせた方が良さそうです。

 

ただ、都内よりも進んでいることもあります。

セルフ会計レジ。

商品はスタッフさんがレジ登録してくれて、支払いは自分で画面を見ながら行なうスタイルのレジです。

いまでは都内のスーパーや、東急ハンズやユニクロで当たり前のようにありますが、僕は初めて経験したのは八丈島でした。

 

やはり人手不足が本土よりも深刻で、人件費削減の動きが早いのかも知れませんね。

 

さてさて、今回は島のお話だったわけですが、なぜ急に島への思いのたけを話したかと言いますと、GWがもうすぐじゃないですか?

でも、今回のGWって改元がありますよね?

日本人なら改元のタイミングは家でしっかりと迎えようと思っていました。

 

いまもその気持ちは変わりません。

 

でも、ふと、連休だし島に行く行きたいな、という気持ちが心の中にあることに気づき、予約サイトを調べたんですね。

そうしたら、GWのどの期間も、一泊ですらも予約不可。

 

まぁ、そうですよね。

 

10連休なんて前もって発表されているんだし後手後手も良いところ。

 

えぇ、今年のGWは自宅でゆっくりと改元を迎えることにします。

 

ではではまた。